第 1 8 回 例 会
・実施日 : 平成23年6月3日(金)・曇時々晴
・行  先 : 小野村割岳 (931.7m)
・参加者 : 下川 和子、萩原 孝一、下川 博司、丸山 博、中村 正博、宇野 久二男
   当初5月27日を予定していたが、早い入梅と予想外の台風の影響などもあり順延する。幸い梅雨の晴れ間となり、新緑の快適な山行を存分に味わうという好運を得た。午前7時30分出町柳駅前に集合し、7時50分発京都バス広河原行に乗車、1時間40分左京区内を北上し終点の広河原に降り立った。今回亀岡からバイクで広河原に駆けつけてくれたオブザーバー参加の宇野さんと合流して、9時50分バス停を後にした。広河原スキー場を左手に車道を少し歩き、上桂川源流域の支流沿いの旧道に入る。前週の台風崩れの風雨の影響か、道らしきのもが僅かに分かる程度に荒れ、いくつか流れた橋を横目に渡河を繰り返し、小1時間を要してようやく佐々里峠に着いた。
   石室の祠の前で水分補給。本来ここから灰野まで川に沿って降ってゆくのだが、いまはすぐ右手の山腹にアルミの階段があり、5・6段上がったところに新しい道がつけられていた。10時55分灰野への標識を確認して出発、20分程で小野村割岳への分岐で右に折れ11時25分標高840mのピークを通過。左京区と南丹市の境界となっている尾根道に沿って東進する。伏条台杉の巨樹が点在し、豪雪にも負けず折れ曲がった幹をそれでも空に向かって伸びるたくましい木々をカメラに納める。12時15分稜線の途中で昼食休憩とする。30分後出発、標高911mの少し開けたところに落雷で空洞になった大杉を見て、14時15分山頂に到着した。
   記念撮影を済ませ、10分ほど休憩して早稲谷に向かう尾根の急坂を慎重に降る。14時40分過ぎ林道にでた。廃道化し倒木が散乱する荒れた道をひたすら降る。16時30分下之町バス停に着き本日のコース終了。17時5分出町柳駅行きのバスに乗り、遅い帰宅となった。