第 3 1 回 例 会 山 行
・実施日 :平成25年11月8日(金)・晴
・山行先 :音羽三山 音羽山(852m)・経ガ塚山(889m)・熊ガ岳(904m
・参加者 :下川 和子・ 下川 博司・ 倉原 政治・ 高橋義治
 今年は台風の当り年となり、第30回例会(皆子山)は中止となってしまい、今年度初回は奈良県の山からスタート。近鉄京都駅午前7時50分集合。午前8時丁度発急行橿原神宮前行きに乗り、大和八木駅で急行名張行き午前9時08分発に乗り換え桜井駅で下車。電車が少し遅れバスの時間に間に合うか心配したがセーフ。金曜日なのに登山客が大勢いて、談山神社行きの小さなコミニティーバスはたちまち満席立ちん棒となる。9時40分下居下車、ここで下車したのはわれわれ4名のみ、彼らはどこの山に登るのだろう。身支度をして9時45分出発。コンクリート舗装された善法寺(音羽観音)までの参道は急坂の連続で、丁石を数えながらタップリ汗をかいて10時33分観音堂へ。天然記念物で樹齢600年のお葉つきいちょうの銀杏を試食し、お土産に買い求める。鐘楼前で記念撮影をして10時50分出発。近日の雨で沢となった谷道を行き11時10分開けた場所に出た。香具山を眼下に望み暫し休憩。背後の杉の植林帯にかすかな足跡かあり、それを頼りに滑りそうな急傾斜を直登し稜線の山道にでた。小さな起伏を2つ3つ越えて音羽山山頂が現れた。11時40分記念撮影だけすませ経ガ塚山へ向かう。転がり落ちそうな急斜面を慎重に降り、急坂を登り返して12時5分経ガ塚山山頂に到着した。見通しは利かないが明るい山頂である。記念撮影のあと昼食とする。12時35分出発、またも急傾斜を標高にして100mほど降り、胸まであるささを掻き分け隠れた倒木に気をつけながら稜線を登る。13時10分熊ガ岳に到着これで三山踏破。小休止の後三度急坂を降り、マイクロウェーブ反射塔の横を通り13時50分大峠に着いた。5分で林道終点へ、14時25分大峠トンネル前にでた。しばらく車道を下り、途中で旧道に入り不動滝バス停に14時45分到着、しかしバスは15時36分まで無い。折りよく談山神社から帰る空車タクシーが通りかかり、桜井駅まで乗り合わせる。近鉄大和八木駅で15時44分発の急行に乗り換え帰路についた。例会案内時に初級コースと紹介したのがあだとなり、急坂の度に「こんな初級はない」を連発されたが、変化に富んだ楽しい山行であったことを付記しておきたい。