近鉄京都駅に午前7時30分に集合し、7時41分発橿原神宮前行き急行に乗り、大和八木駅で大阪線宇治山田行き急行に乗り換え、9時22分名張駅下車。三重交通バス9時35分発曽爾高原行きに乗るべく大勢の列の後ろにつく。シーズン中の土日のみ曽爾高原まで延長運行されている。臨時便も出るようだが、立ちんぼ承知でとりあえず乗り込む。バスを下りて10時20分出発。青少年自然の家への遊歩道を歩き、草原状の穏やかな山容が広がる曽爾高原にでる。ここからお亀池を右手眼下に亀山峠まで登る。10時53分着、峠からは屏風岩、兜岳、鎧岳の山々が、快晴の陽のもとに展望できる。本来なら眼前は一面見事なススキの原と称したいところだが、どうしたことかお亀池を取り巻く斜面一帯のススキが根元から刈り取られ、道端のところどころに少しあるだけ。気を取り直して小休止ののち出発、露岩交じりの尾根を登り、11時30分二本ボソ手前の監視所で入山料一人500円也を払い倶留尊山へと向かう。二本ボソから倶留尊山の尖峰は目の前である。右手前方は尼ガ岳(伊賀富士)、大洞山の眺めが素晴らしい。一旦急坂をケヤキ谷のコルまで標高80mほど下り、ロープ伝いに120mほど登り返して12時5分山頂に到着。恒例の記念撮影をすませ昼食とする。12時40分下山開始、二本ボソまで来た道を慎重に返し、13時35分亀山峠まで戻ってきた。ここでお亀池と少しのススキを背景に2枚目の記念撮影。このままバス停に行けば予定より1本早い14時27分発に乗るにも少し余裕がありそう。そこで予定通り亀山に登る組とバス停に直行する組に分かれることにする。15分ほど登って亀山へ、ここからの下り道左手斜面一帯は、一面のススキが手付かずで広がっており古光山を遠景にカメラに納める。高原入口まで下ったところでバスの時間が気掛かりとなり、急ぎ足でバス停に向かいどうにか発車5分前に間に合い、おまけに1台増車があり全員座れる幸運を得た。名張駅から15時27分発の上本町行き急行に乗り、大和八木駅で急行に乗り換え、明るいうちに京都に帰ることができた。 |